愛媛県今治市での山火事は発生5日目となりましたが、鎮火のめどは立っていません。ガスが止まるなど生活面の不安も出てくるなか、地元では今後の雨を心待ちにする声が聞かれます。
(川崎秀斗アナウンサー報告) 消防活動の拠点となっている今治市の朝倉公民館からお伝えします。
現在、上空は厚い雲に覆われていますが、時折、雲の切れ間から日が差す時間帯があります。ただ、空気は湿っているように感じます。
今治市内は27日午前中、一時弱い雨が降りましたが、今のところは降っていません。
取材中、山の近くまで行きましたが、炎が上がっているのは確認できませんでした。現在、風もほとんどない状況です。
しかし、山火事の影響で住民の生活には影響が出ています。
ガスが止まるなどして風呂に入れない人もいて、一部の施設では避難者に風呂を無料開放している所もあるということです。
現地では午後から本格的な雨が予想されていて、消防をはじめ住民も、一刻も早い鎮圧・鎮火を待ち望んでいます。