「数学界のノーベル賞」とも言われるアーベル賞に、日本人で初めて京都大学の柏原正樹特任教授が選ばれました。
京都大学の柏原正樹特任教授は、代数解析学で重要な役割を果たす「D加群」と呼ばれる理論を確立しました。
ノルウェー科学文学アカデミーは、「誰も想像しなかった方法で驚くべき定理を証明してきた。まさに真の数学的先見者である」としています。
アーベル賞の受賞は日本人で初めてです。
京都大学 柏原正樹特任教授 「全く予想しておらず、とても驚いています。受賞は本当にうれしいです」
賞金は日本円で約1億円です。
授賞式は5月20日にノルウェー・オスロで開催されます。