スポーツ界でオンラインカジノでの違法賭博を巡る問題が相次ぐなか、スポーツ庁の室伏広治長官は改めてコンプライアンスの周知徹底を図りたいと語りました。
室伏長官は8日の定例会見でオンラインカジノの問題について問われ、まずはスポーツ関係者が違法な賭博に関わらないことが重要だと述べました。
これまでも各スポーツ団体に対して研修の実施などを求めてきたとしたうえで、違法性についての認識が不十分だったケースも見られることから改めてコンプライアンスの周知徹底を図りたいとしています。
一方、今年の秋に滋賀県で開催される国民スポーツ大会で高校野球が従来の9イニングから短縮され、7イニング制で実施されることにも触れ、持続可能な在り方を検討していく必要があるとの認識を示しました。