このところ暑い日と肌寒い日の気温の差が大きいですよね。この影響で春のファッションも売れ筋が変化しているようです。
高松市のこの1カ月間の最高気温の推移を見てみると、最も高い日と最も低い日ではなんと17℃も差があります。
寒暖差が激しいこの春、衣料品店にも影響が……
(ゆめタウン高松/松重健 支配人)
「(気温が)突然高くなると夏物の売り上げがボンっと高くなって、これが気温が下がると夏物はおちて春物が売れる、こういったことの繰り返し。夏物と春物の売り上げの山というのが例年と比べて大きくばらつきがあるというのが今年の特徴になっています」
(訪れた人は―)
「暑い日があったり寒い日があったりいろいろ。かぜひきやすくなったり花粉に敏感になったりいろいろなっている。長袖着たり、上から羽織ってみたり調節しています」
「1枚では寒いし、羽織ものがあるといいんですけど、脱ぐに脱げなかったり手持ちのものが間に合わないとかいろいろある」
そんな気候を反映してか売れ筋商品にも影響が……
(篠原茉那リポート)
「今年は、気温によって調整することができるシアーシャツなどが流行っているということです」
透け感のある薄手の生地を使った「シアーシャツ」や「シアーブルゾン」は重ね着で温度調節しやすいため人気を集めているそうです。
この大きな寒暖差は体調にも影響を与えています。
(へいわこどもクリニック/中田耕次 所長)
「鼻水とかせきというのが多いんじゃないんでしょうかね。朝もともと起きにくい体質の子どもとかについてはそういう症状がやや出やすくなったりとか影響を受けることはあると思う」
寒暖差による体への影響を減らす対策は……
(へいわこどもクリニック/中田耕次 所長)
「睡眠を十分にとったりとか、早めに起きて体調を整えるとか、時間的に余裕を持って体調を整えて一日の生活を始めるとか、服を着て体温管理をしっかりするとかいうことは必要じゃないかな」
ウェザーニューズによると今後は岡山県、香川県ともに平年並みか平年より高い日が続きそうです。特に、17日から21日にかけては夏日になるところもありそうで、体調の管理にご注意ください。