江戸時代の津山城が最新のCGでよみがえり、それを映し出すデジタルサイネージが津山市の3カ所に設置されました。
(記者リポート)
「こちらが設置されたデジタルサイネージです。天守や櫓がCGでリアルに再現されています。タッチして動かすこともでき、360度いろんな角度から楽しむことができます」
津山城の備中櫓に設置されたデジタルサイネージです。現存する石垣の画像ですが、ボタンを押すと、江戸時代初期の天守閣や櫓がCGで映し出され、当時の様子を知ることができます。建物に表示された数字をタッチすると説明を読むこともできます。
また、サイネージでは360度カメラや4Kカメラで撮影した動画で、衆楽園や城東むかし町家などの観光名所を紹介しています。
サイネージは津山城のほか、箕作阮甫旧宅と作州民芸館に設置され、日本語、英語、フランス語など6つの言語に対応しています。
サイネージは津山市や民間団体でつくる「津山まちじゅう博物館コンソーシアム」が整備したもので、15日に津山市の谷口圭三市長が概要を説明しました。
(津山市/谷口圭三 市長)
「特に櫓の数が60を超え、櫓の存在価値は津山城にとって非常に大きい。私としては非常にいい出来栄えでぜひこれをPRしていきたい」
津山市は外国人にもPRし、観光誘致につなげたいとしています。