2024年1月の能登半島地震の被災地を支援するために岡山市から派遣された職員3人が、最長1年間の派遣期間を終え市長に活動内容を報告しました。
岡山市の大森雅夫市長らに報告をしたのは石川県や富山県の被災地で4カ月間から1年間支援活動にあたった市の職員3人です。
派遣された職員は被災した建物の修理に関する補助金の審査業務や道路の災害復旧業務などに従事したということです。
保健師の松本奈乙美さんは石川県志賀町に2024年4月から1年間派遣され、仮設住宅を訪問し被災者の健康相談にあたるなどしました。
(石川・志賀町に派遣された/松本奈乙美さん)
「住民の方が次の生活に向けて動き出そうと前向きな姿を後半は見ることができたのがとても印象に残っている。他の町がどう動いていたか(職員の)皆さんにお伝えすることが大事と思う」
(岡山市/大森雅夫 市長)
「この前の南区の山林火災も岡山市だけでは対応できない。多くの自治体から応援があって初めて延焼の防止ができた。我々も他の自治体に返していかないといけない」