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卵の密輸急増 去年の約3倍に 高騰受け組織的な密輸も メキシコから米国へ

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 卵の価格が高騰し、メキシコからの密輸が3倍近くに増えています。

 アメリカでは卵が高騰し、スーパーなどでは12個入りのパックがおよそ15ドル=日本円で2000円ほどで販売されています。

 このためメキシコからの密輸が急増し、カリフォルニア州サンディエゴの国境で摘発された卵密輸の件数は去年の160%増えて3倍近くになっています。

 この摘発件数は合成麻薬「フェンタニル」の密輸件数を上回っています。

 アメリカへの生卵の輸入は鳥インフルエンザなど家畜の病気の予防のため基本的には禁止されていて、違反すると最低でも300ドル=およそ4200円の罰金が科せられます。

 メキシコでは卵がアメリカの5分の1ほどの値段で売られていて、観光客が卵の輸入が禁止されていることを知らずに持ち込もうとする場合も多いですが、卵の高騰を受けて密売グループが組織的に卵を密輸する案件も増えているということです。

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