国土交通省によりますと、東かがわ市で整備が進められている国道11号の大内白鳥バイパスのうち、東かがわ市伊座から白鳥の間の2.1kmの区間が、2027年度に開通する見通しになりました。これにより、バイパスの東側が国道11号とつながることになります。
このバイパスは、国道11号の渋滞緩和や物流の効率化を目的に2008年に工事が始まりました。
東かがわ市小砂から伊座の9.2kmを結ぶ計画で工事が進んでいます。
これまでに、東かがわ市土居から白鳥までの5.9kmの区間が順次開通しており、国道11号沿いの市道を抜け道として利用する車が9割ほど減るなどの効果が確認されていて、約5割の住民が「住みやすくなった」と回答しています。
今回の開通により、東かがわ市内の通勤の利便性が高まり、移住・定住の促進が期待されるとしています。
工事はバイパスの西側と国道11号をつなぐ1.2kmの区間を残すだけとなり、池田知事は「早期の全線開通と4車線化の完成に向け、国土交通省に対し全力で協力する」とコメントしています。