5月使用分の電気・ガスの料金は、多くの地域で小幅に値下がりします。
大手電力会社10社が発表した5月使用分の電気料金は、LNG(液化天然ガス)や石炭の輸入価格の下落によって関西電力と九州電力を除いて40円から90円程度値下がりします。
平均的な家庭の使用料金は、東京電力では52円下がり8979円となるほか、北海道電力44円減の9505円、東北電力62円減の8857円、中部電力54円減の8764円、北陸電力53円減の7738円、関西電力前月と同じ7791円、中国電力78円減の8453円、四国電力52円減の8587円、九州電力前月と同じ7671円、沖縄電力94円減の9556円となっています。
都市ガスは大手4社すべてで値下がりします。
東京ガスでは前の月から21円下がり6004円となるほか、大阪ガス24円減の6555円、東邦ガス23円減の6818円、西部ガス18円減の6690円となる見通しです。
政府は電力使用量が増加する7月から9月にかけて電気・ガス料金への支援を行うと発表していて、詳細は来月中に決まる見通しです。