ゴールデンウィークのお出掛けで気になる“車の渋滞”。その渋滞を避けて楽しむことができるおすすめスポットをプロに聞きました。
■渋滞予測のプロに聞く!
26日からスタートした最大11連休のゴールデンウィーク。そこでつきものなのが長い道路渋滞です。
初日から関越道は車で埋め尽くされていましたが、週末にはさらに長い渋滞が予測されています。
ゴールデンウィーク後半戦。渋滞を避けて楽しむ秘策を“渋滞のプロ”に聞きました。
午前6時ごろから駆け回っているのは櫻井結理香さん。
日本道路交通情報センター 櫻井結理香さん 「東名高速道路の上りが事故の影響で渋滞しています」
そう、道路交通情報センターから毎日、渋滞情報を伝えているキャスターなんです。
その仕事は決められた原稿を読むだけではありません。
櫻井結理香さん 「私たちは、ネクスコや県警に事故などの詳細を取材し、原稿を作成する」
さらに、ラジオだけではなくテレビの放送もあります。
櫻井結理香さん 「けさ1件、千葉県内で通行止めが入っている。それをテレビでも伝える」
放送直前まで情報を更新。そして本番です。
櫻井結理香さん 「東京外環道の外回りが事故の影響で渋滞しています。千葉県の国道16号の八千代市方面に向かう内回りは、千葉市中央区大巌寺町でトレーラーと乗用車の事故のため通行止めになっています。日本道路交通情報センターからお伝えしました」
■GWのおすすめスポット!
そんな道路情報と日々向き合っている櫻井さんに、ゴールデンウィーク後半戦に渋滞を避けて楽しむオススメスポットを教えてもらいました。
櫻井結理香さん 「オススメはネモフィラで人気な茨城県の国営ひたち海浜公園です」
国営ひたち海浜公園といえば530万本のネモフィラが見頃を迎え、毎年、ゴールデンウィークは混雑必至の人気スポットですが、渋滞のプロには秘策がありました。
櫻井結理香さん 「国営ひたち海浜公園は人気のスポットで多くの人でにぎわうと思うので、常磐道とか渋滞が激しくなるのが予測されているが、時間帯をずらすことで、かなり快適なドライブになる。常磐道の予測としては大体午前6時ごろから混み始めるので、それよりも早く出発すると効率よく楽しむことができる」
ゴールデンウィーク期間は、午前7時に開園するのがポイントです。
東京都心から目指す場合は午前5時前に出発。そうすれば混み始める時間帯に常磐道を通過でき、午前7時前には現地に到着です。
開園と同時にネモフィラを満喫して、昼食を食べるまでに5時間以上滞在することが可能です。
櫻井結理香さん 「早く着いた分、帰りも早く出発できるので、帰りの常磐道の予測としては、上りは大体午後3時ごろから混み始めるので、それよりも前に出発するといいと思う」
ゴールデンウィークの“渋滞攻略法”は「時間を制する」。
国営ひたち海浜公園のようにゴールデンウィーク期間限定で営業時間などを変更している施設も多くあります。
例えば「御殿場プレミアム・アウトレット」では、一部の駐車場が1時間前倒しで午前7時から使えます。
そういった情報を知ったうえで早朝、はたまた夜遅くに出発することが渋滞回避につながっていくそうです。
櫻井結理香さん 「大型連休中は多くの渋滞が予測されていますが、ゆとりを持って安全運転でお出掛け下さい」