香川県警はインターネット上の犯罪や有害情報を減らすため、大学や専門学校の学生団体に「サイバー防犯ボランティア」を委嘱しました。
委嘱を受けたのは香川大学と専門学校・穴吹コンピュータカレッジの学生団体です。
2つの団体は4年連続で委嘱され、これまでに小学校への出前授業や、サイバー犯罪の具体的な手口を伝える動画やチラシの作成などをしています。
(穴吹コンピュータカレッジ/山﨑 悟さん)
「子どもたちにも自分たちのこういう活動が伝わるといいなと思っています」
(香川大学 SETOKU代表/佐藤璃音さん)
「少しでもサイバー犯罪の被害に遭う方を少なくしていけたらと思います」
香川県警によりますと、2024年に県警に寄せられたサイバー犯罪に関する相談は1534件で、前の年より349件増えています。
パソコンがウイルスに感染したなどと不安をあおってお金を請求する「サポート詐欺」などの手口も増えているということです。