神戸市の市民病院は2021年、60代の男性患者に対し甲状腺腫瘍(しゅよう)の検査をした際、適切な細胞を採取できておらず再検査すべきでしたが、主治医はエコーでの検査にとどめていました。
その後、男性が別の治療で入院した際に甲状腺乳頭がんが見つかりましたが、治療ができないほど進行していて、2カ月後に死亡しました。
このほか、CT検査の報告書に肺がんの可能性が示唆されていたのを主治医が見落としたため延命治療の機会を失い、その後患者が死亡するケースもあったということです。
(「グッド!モーニング」2025年5月5日放送分より)