沖縄県でアメリカ海兵隊によるひき逃げ事件や酒気帯び運転が相次いだことを受け、林官房長官は遺憾だとしてアメリカ側に再発防止を求めました。
林官房長官 「こうした事案が相次いで発生したことは、地域の住民の方々に大きな不安を与えるものであり遺憾であります。米側に対して遺憾の意を伝えるとともに、再発防止及び綱紀粛正を申し入れたところでございます」
そのうえで、林長官は在日アメリカ軍が沖縄で安定的に駐留するには「地元の理解と協力が不可欠だ」として、不安を生じさせないように「日米で事件事故の防止に全力で取り組む」と強調しました。
沖縄県では25日、アメリカ海兵隊員が車で事故を起こして4人にけがをさせた後、現場から立ち去ったとして逮捕されたほか、26日には別の海兵隊員が酒気帯び運転で現行犯逮捕されています。