小泉農林水産大臣は備蓄米を巡り、随意契約で無制限に放出すると表明したことによって、流通の目詰まりが解消に向かうという認識を示しました。
「3000円台の1回目から3回目の備蓄米を持っている方々も、もう週明けには2000円の備蓄米を見るわけです。そしてその翌週・翌翌週ぐらいには、今度は1800円ぐらいのおコメが行き渡ります。結果、今まで持っていたところが市場に対して出していくという、こういったことが出てくれば私は間違いなく動きは出てくると思ってます」
小泉大臣は28日、コメの卸業者との意見交換で「マーケットの空気が変わった」と聞いたと述べました。
この後、小泉大臣は2021年産のコメを試食する予定で、生産した年によるコメの違いが正確に理解されるように丁寧に説明していく考えを示しました。