警察官が教壇に立ちました。特殊詐欺の被害を防ごうという講義が高松市の大学で開かれました。
(高松北警察署 生活安全課/石川義高 警部補)
「闇バイトには応募しない、また断る、迷えば必ず相談するということでお願いします」
高松大学で講義を行ったのは、高松北警察署生活安全課の石川義高警部補です。
大学生など若者が特殊詐欺や闇バイトの被害者になるだけでなく、知らない間に加担しているケースも増えています。学生に犯罪の危険性を伝えてほしいと高松大学が高松北警察署に要望しました。
石川警部補は特殊詐欺や闇バイトの仕組みや実際の事例を説明し、犯罪に関わると家族や友人など周りの人にも影響が及ぶと注意を呼び掛けました。
(参加した学生は―)
「自分が思っていたよりも巧妙にだまされることが怖いなと思いました」
「(闇バイトなどが)なくならないんだなと思いました。自分じゃなくても友達が犯罪に加担しそうだったら止めようかなという気持ちになりました」