東京・江戸川区のガス爆発で10人がけがをした事故で、埋められていたガスボンベは地中60センチほどの場所にあったことが分かりました。
27日、江戸川区東葛西の住宅の建設現場で掘削作業中に爆発が起き、男女合わせて10人がけがをしました。
事故の原因は金属の溶接などで使われるアセチレンガスのボンベが地下に埋まっていて、そのボンベに穴を開けてしまい、漏れ出したガスに何らかの理由で引火して爆発が起きたとみられています。
その後の捜査関係者などへの取材で、ボンベは深さ60センチほどの場所に埋まっていたことが分かりました。
事故現場から140メートルほど離れた場所でも天井の破損などが確認されていて、警視庁は現場検証を行い、ボンベが埋まっていた原因などを調べています。