ベラルーシのルカシェンコ大統領が、拘束されていた日本人2人や野党指導者ら14人を釈放しました。
ベラルーシの大統領報道官によりますと、釈放はトランプ大統領の要請を受けたもの、としていて、釈放前にはルカシェンコ氏とアメリカのケロッグ特使が会談をしていました。
釈放された日本人2人は去年7月に「軍事施設を撮影した」として拘束され、国営テレビで「日本の工作員」などと名指しされた50代の男性と、去年12月に高速道路を撮影したとしてスパイ容疑で拘束された男性とみられています。
14人のなかにはベラルーシの野党指導者で、2020年の大統領選に出馬を表明しながらも拘束されたチハノフスキー氏ら政治犯も含まれ、全員がすでに隣国リトアニアに出国したということです。