高松市の瀬戸内海歴史民俗資料館が2024年12月に国の重要文化財に指定されたのを記念して、21日、香川県立ミュージアムで記念講演会が開かれました。
瀬戸内海歴史民俗資料館は1970年代の建物で、当時香川県建築課長だった建築家・山本忠司さんが設計しました。
講演会には建築愛好家を中心に約200人が参加し、近代建築史を専門とする京都工芸繊維大学名誉教授の松隈洋さんが山本さんが残した建築や言葉に触れ、地域愛を発信する場所として資料館を活用してほしいと話しました。
松隈さんは「世界に発信していただく拠点として活動を続けていただければ」と話しています。