「選挙の意味」について児童に考えてもらおうと、高松市の小学校で出前授業が開かれました。
高松市の付属高松小学校の6年生が参加したのは、県の選挙管理委員会が開いた選挙に関する講義です。
最初に児童はクイズを通して選挙の制度や意義について学びます。県の担当者は60代の投票者数は若者に比べて約2倍で、投票をしないと若者の声が届きにくくなってしまうことを説明しました。
続いては、選挙が生活とどうつながっているかを実感できる「まちづくりゲーム」に挑戦。児童は架空の島の住民になり、島に作る公共施設や予算について班ごとに議論し、発表しました。
(児童)
「誰もが楽しめる便利な町にします。1人あたりの(1カ月の)税金はなんと、なんと、4万3000円です!」
そして、自分が1番住みたいと思った班に投票することで選挙の仕組みを体感しました。
(香川県選挙管理委員会事務局/三塚咲哉 主事)
「(固いイメージがあるが)実はもっと身近なもので、自分たちの生活にも密接に関わってくるものだということを実感していただきたいなと思っております」
(参加した児童は―)
「1票1票大切で、きょうも(ゲームの投票で)ギリギリで勝ったので、私もちゃんと意見を示して社会と市民をつなげていきたいと思います」