酒気を帯びた状態で軽自動車を運転して乗用車に衝突する事故を起こし、3人にけがをさせたとして、倉敷市の会社員の男(61)が逮捕されました。
警察によると、男は20日午後7時20分ごろ、倉敷市呼松一丁目の市道で、酒気を帯びた状態で軽自動車を運転しました。そして対向車線を走っていた乗用車と衝突し、乗っていた3人にけがを負わせた疑いが持たれています。
けがをした3人は軽傷とみられ、男にけがはありませんでした。
乗用車に乗っていた女性からの通報を受けて警察官が駆け付け、男から酒の臭いがしたため飲酒検知を行ったところ、基準値の6倍を超える呼気1Lあたり0.92mgのアルコールが検出されたため、過失運転致傷と酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「飲酒運転をして交通事故を起こし、相手の人にけがを負わせてしまったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。