暑さのなか、スクールバスに男の子が置き去りにされました。鍵がかかったバスから自力で脱出した男の子。その方法は。
24日午後3時50分、秋田市内の小学校から出発したスクールバス。70代の男性運転手は、帰宅する児童16人を次々と停留所へと送り届けていきました。
40分後、小学校に戻ると運転手はバスを降り、鍵をかけたといいます。
ところが、後方の座席には寝てしまった小学6年の男子児童がいたのです。
27.2℃の夏日となっていたなか、閉じ込められてしまった男子児童。どうやって脱出したのでしょうか。
5分後、目を覚ますと、自力で窓を開けバスから脱出し、教職員に保護されました。
降ろした児童の数をチェックすることや、最後にすべての座席を見回る決まりが守られていなかったということです。
運転手は「いつもはやっていたが、この日だけ失念した」ということです。
男子児童の体調に問題はないということです。