先月30日の日経平均株価は400円高で寄り付くと、上げ幅は一時700円を超えました。
終値は先週末と比べて336円高い4万487円で、先月27日に続いて今年の最高値を更新。去年7月中旬以来の高値を付けました。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏 「先週末アメリカでは、ナスダック総合指数が市場最高値を更新し、アメリカのハイテク株が堅調だということです。これを受けて、日本でもソフトバンクグループや半導体関連などが買われた」
先月23日からの日経平均の上げ幅は、2000円を超えています。
値下がりを予想して信用取引で売り建てていた投資家が、急激な株価の上昇で損失を抱え、損切りを余儀なくされたことも相場を押し上げているといいます。
井出氏 「空売りしていた投資家が、このままだと損失が拡大してしまうので、慌てて空売りしていた株の買い戻しをしている。いわゆる踏み上げ相場という形です」
(「グッド!モーニング」2025年7月1日放送分より)