カムチャツカ半島付近での地震により太平洋側の沿岸で津波が観測されているなか、林官房長官は、30日午前の会見時点で「人的・物的被害はない」と明らかにしました。
また、水道や電気・ガスなどインフラへの影響はなく、原子力施設の異常も報告を受けていないと説明しました。
交通機関への影響については高速道路3路線3区間で通行止め、鉄道では17事業者41路線で運転見合わせ、仙台空港では滑走路を閉鎖しているということです。
林長官はそのうえで、津波が到達している地域を含め、改めて避難を呼び掛けました。
林官房長官 「そこに住んでおられる方、またそこに滞在されておられる方、レジャーなどで行かれてる方、すべての人に対する津波警報でございます。津波が到達をしても第2波第3波がより大きくなって到達することもありますので、津波に関する情報に十分注意し、警報が解除されるまで安全な場所から離れないようにして下さい」