男性の育休取得率が昨年度、40%を超えて過去最高となったことが分かりました。
厚生労働省は従業員が5人以上いる会社を対象に育児休業の取得率などの調査をしていて、30日に最新の結果を公表しました。
それによりますと、2024年度の育休取得率は女性が前の年から2.5ポイント増え86.6%、男性は10.4ポイント増えて40.5%でした。
男性の取得率は過去最高となりましたが、いまだ女性の半分にも及びません。
また、15歳から30歳の男女を対象に、共働きや夫婦で協力する子育てについての意識調査も実施されています。
「育休取得について、男性と女性のどちらが行うべきだと思うか」との設問に対し、7割以上の人たちが「男女は関係ない」と答えました。
ただ、「仕事と育児の両立に不安がある」と回答した人は7割を超えています。