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岡山・吉備中央町PFAS問題 対策に向け住民が意見出し合う「子育て世代も含め幅広く意見を」

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 岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題です。30日、町の対策について地域住民が意見を出し合う会合が初めて開かれました。

 会合には、自治会長や住民による「有志の会」の代表ら合わせて13人が参加しました。

 吉備中央町では2020年から3年間、円城浄水場から国の暫定目標値を大きく上回る有機フッ素化合物「PFAS」が検出されました。

 この会合は、健康問題への対策など町の取り組みに地域住民の意見を反映し、不安解消につなげようと開かれたものです。

 参加者からは「子育て世代も含めて、幅広く意見を聞くべき」などの意見が出たということです。

 町はこれを受けて参加者の追加を検討し、1カ月後をめどに改めて会合を開くことにしています。

(吉備中央町/山本雅則 町長)
「例えば町が今後こういうことをやりたいという時に、地域の方はもっとこういうふうにしてほしいんだとか、例えばここをもっと手厚くしてほしいとか、そういう生の声が聞けるのではないか」

(円城浄水場PFAS問題有志の会/小倉博司 代表)
「健康の問題は、これから町が進めていくフォローアップ体制を具体的にどうしていくかというのは、町民の意見を聞かずにはできない課題だと思っている」

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