岡山市は障害福祉業務で不適切な事務処理をしたとして50代の男性職員を減給処分としました。
減給10分の1、1カ月の懲戒処分を受けたのは岡山市岡山っ子育成局の50代の男性職員です。
岡山市によりますと男性職員は北区役所御津支所で障害福祉業務を担当していた2023年の8月から2024年11月の間、障害者総合支援審査会での判定など必要な手続きを行わないまま独断で障害福祉サービス受給者証を17人に交付しました。
また、特別障害者手当などの継続支給についても、独断で3人に支給決定を行っていました。
当時、男性が担当していた特別児童扶養手当などの支給が遅れていたため上司が男性職員から聞き取りを行い、今回の不適切な事務処理が判明しました。
岡山市では組織的に業務管理を行うなどして再発の防止に努めたいとしています。