Park KSBアプリに寄せられた疑問をもとにお伝えする「みんなのハテナ」です。連日、暑い日が続きますが、夏バテ気味という方もいると思います。そんな方におすすめ、今回のテーマは夏野菜の「トマト」です。
疑問に答えてくれたのは岡山県高梁市でトマト栽培23年! 細川潤一さんです。
細川さんが栽培するのは岡山特産の「桃太郎トマト」です。高梁市や新見市、真庭市などの岡山県北を中心に栽培されているトマトで、甘味が強く、適度な酸味が特徴です。
甘いトマトの育て方(高松市 遥香の父ちゃん 56歳)
(トマト農家/細川潤一さん)
「まず一つは甘くなる品種がありますのでそれを選んでもらう。あと水のやり方をかなり少なくしていけば甘いトマトになりやすいって言われています」
大事なのは水やりのタイミング。トマトの葉がくるっと丸まっているような時にはしっかりとあげるといいそうです。
皮がどうして堅くなるのかな?(倉敷市 とし 71歳)
(トマト農家/細川潤一さん)
「いろいろ原因はあるんですけど、まず一つは水の量が少ないのが一つ、あとこの夏ですと暑さと日差しがかなり強いのでその影響が大きいと思います」
日差しを避けるには新聞紙などで傘をかけ、直接日光が当たらないようにするのも効果があるということです。
トマトを長持ちさせる保存方法は?(倉敷市 カーター 70歳)
(トマト農家/細川潤一さん)
「まず収穫は朝早い時間に行っていただきたいと思います。また収穫した後なんですが、ペーパーとかに包んでへたの部分を下にして、(冷蔵庫の)野菜室で保管をしていただきたいと思います」
細川さんによると、夕方に収穫するとトマトが日差しで温まっているので早く熟してしまうということです。
おいしいトマトの見分け方は?(高知県 メガネマン 55歳)
(トマト農家/細川潤一さん)
「まず手に取ってもらってずっしり重さを感じるもの、またしっかり赤くなっているものを選んでいただければと思います。あとトマトのお尻にスターマークっていうのがついていますので、これがしっかり出ているものを選んでいただければいいと思います」
夏にはさっぱりとした桃太郎トマトが細川さんのおすすめだということです。
(トマト農家/細川潤一さん)
「まだまだ暑い日が続きますが、みずみずしいトマトと健康にいいトマトをいっぱい食べていただきたいと思います」