アメリカとロシアの首脳会談を前にEU(ヨーロッパ連合)の外相らが緊急の臨時会合を開き、停戦の条件などを話し合いました。
EUの外相らは11日、オンラインの臨時会合で、15日のアメリカとロシアの首脳会談に向けた対応を、協議しました。
EUの外相にあたるカラス氏は会合の終了後、「ウクライナへの支援とロシアへの圧力こそが戦争を終結させる」とSNSに投稿しました。
ただ、トランプ大統領が示唆している、ウクライナとロシアの「領土の交換」については言及しませんでした。
一方、ドイツのメルツ首相はイギリスやフランス、ウクライナの首脳、さらにトランプ大統領らを招いたオンラインの首脳会合を13日に開催すると明らかにしました。
ウクライナの安全保障や、領土に関する権利などが、議題になるということです。