岡山後楽園で夏の花・サルスベリが見事に咲いている。
サルスベリは花期が長く、秋まで紅色の花を楽しめることから、漢字では「百日紅」と書きます。(ひゃくじつこう、と読む場合も)
真夏の代表的な花として知られ、俳人の高浜虚子は「炎天の 地上花あり 百日紅」という句を残しています。
サルスベリは幹も特徴的で、樹皮はまだら状にはがれ、表面が「ツルツル」しています。木登りの名手の「サル」でも「スベル」ほど滑らかなことが、名の由来になっています。
岡山後楽園では、能舞台の前の「栄唱の間」付近などで見ることができます。
(写真は、岡山後楽園の公式インスタグラムに掲載のもの)