移民政策反対の過激デモで被害を受けたロサンゼルス・リトルトーキョーで、お盆を前に日系人のお祭りが開催され、多くの人で熱気に包まれました。
日系人のお祭り「二世ウィーク」は、移民先のアメリカで育った世代に日本の文化を継承しようと1934年から始まりました。
強制収容された戦時中は中断されましたが、終戦から4年後に復活、今もリトルトーキョーの人々にとって心のよりどころとなっています。
日系人の街として移民の強硬的な排除策に反対していますが、6月には過激デモの被害を受けたため、今年のお祭りは喜びもひとしおでした。
日系四世地元協議会のフクシマ代表 「移民への風当りが厳しい今こそ『これは良くない』と声を上げるべきです。人は支え合って生きます。皆が一丸となれるよう、政権こそが指導力を見せて」