香川県産のブドウを使ったワイン造りが、さぬき市で始まりました。
さぬき市の「さぬきワイナリー」で2025年初めてのワイン造りが始まりました。
香川県多度津町を中心に、さぬき市や高松市から入荷した約2600kgのデラウェアを使って新酒の白ワインを造ります。
(記者リポート)
「こちらのプレス機を使って、1時間あたり約1500kgのブドウの実から果汁を絞り出します。甘酸っぱくてみずみずしいブドウの香りがしています」
2025年のブドウの糖度は18~20度で、例年より高いそうです。糖度と酸度のバランスが良く、すっきりとした味のワインが期待できます。
(さぬきワイナリー/松本朋弥 副工場長)
「(今年は)すごく品質の良いブドウになっていると思います。糖度の方も十分甘い状態になっていますので、期待ができるかなと思っております。(ワインは)酸を残した状態で造っているので、地元の海産物などと一緒に飲めるようなちょっと酸っぱめのワインを目指して造っています」
新酒の白ワインは2025年10月18日からさぬきワイナリーや香川県内のスーパーなどで1000本限定で販売されます。