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戦後80年 戦争を知らない子どもたちが「戦時中のごはん」を体験 高松市

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 2025年は戦後80年の節目の年です。戦時中のごはんを体験する講座が高松市で開かれました。

 戦争を知らない子どもたちに戦時中の生活を知ってもらおうと、香川県立ミュージアムが開いた体験講座です。

 香川県内の小学生と保護者合わせて18人が参加し、節米食として食べられていた「すいとん」と、「かぼちゃのきなこ団子」を作りました。

 小学生たちは保護者らのサポートを受けながら野菜を切りました。

 今では捨てられることが多いへたや葉を使ったり、大豆を石臼でひいてきなこを作ったりしました。

 作る体験の後は「食べる」体験です。戦時中はだしのもとになる食材が手に入りにくかった時期もあり、「だしあり」と「だしなし」のすいとんを食べ比べました。

(小学3年生)
「おいししかったけど、食べるものがなくてこういうものしか食べられないのはちょっとかわいそう」

(小学5年生)
「だし(あり)の方がおいしかったです。普通のごはんの方が正直言っておいしいから、戦争終わってよかったな」

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