11日、熊本県で大雨特別警報が発表されるなど九州北部を中心に大雨となり、冠水や土砂崩れなど被害が相次ぎました。これまでに男女2人が心肺停止の状態で見つかっています。
熊本県甲佐町では、車で避難しようとした家族が土砂崩れに巻き込まれ、50代の男性が行方不明となりました。
消防などが捜索し、午後1時半ごろに現場から男性が心肺停止の状態で発見されました。
八代市では、用水路に沈んだ車の中から高齢女性が心肺停止の状態で見つかっています。
また、玉名市の境川で1人が流され、熊本市北区と南区ではそれぞれ男性1人が川に流され、合わせて3人が安否不明となっています。
福岡県福津市では10日、「60代の男女が川下の方に流された」と通報があり、警察などが捜索しましたが、2人の行方は現在も分かっていません。