埼玉県羽生市で、男が貴金属買い取り店の店長を刃物で脅して現金を奪った事件で、被害に遭った店長がANNの取材に応じ、緊迫した事件の一部始終を話しました。
店長(54) 「(犯人が)包丁を私の方に向けていたので、キャーって悲鳴をあげて」
警察によりますと、20日午後4時半ごろ羽生市東にある貴金属買い取り店で、50代から60代ぐらいの男が店長の女性を刃物で脅して現金5万6000円を奪ったうえ、女性の上半身と足首を縛り逃走しました。
店長 「(犯人は)ちょっと声が震えてるような感じ。自分の顔と胸のところに包丁がきても大丈夫なように防御して、そのまま後ずさる感じで金庫の方まで行きました」
女性にけがはなく、その後、自ら110番通報したということです。
男は現在も逃走中で警察が行方を追っています。