5日午後から秋田県で自衛隊によるクマの捕獲支援が始まることを巡り、佐藤官房副長官は「政府として総力を挙げ取り組む」と強調しました。
佐藤官房副長官 「地域にお住まいの皆さんの暮らしの安全と安心を確保すべく、政府として対応のスピードと実行性を一層高め、総力を挙げて取り組んでいく考えであります」
佐藤副長官は、防衛省・自衛隊と秋田県の緊密な調整で「迅速な活動開始につながった」と指摘し、「人身被害が増大するなかでクマ被害対策は待ったなしだ」と強調しました。
現時点では秋田県以外からの派遣要請はありませんが、他県からも要請があれば「任務遂行に支障のない範囲で適切に対応する」と述べました。