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新年を祝う日本酒の仕込み始まる 栃木県宇都宮市「宇都宮酒造」

社会

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 宇都宮市の酒蔵で、今年収穫した新米を使って新年に向けた日本酒の仕込みが始まりました。

 23日午前8時、杜氏(とうじ)たちが一斉に蒸し上がった新米を手際よく運び、5℃の冷風を吹き付け、仕込みに合った温度まで冷やしていきます。

 そして高さ3メートルの仕込み樽にコメを入れて、およそ1カ月かけて熟成させます。

 栃木県内で作られる日本酒は、地元でとれた五百万石や山田錦などの酒米と日光連山から湧き出す良質な水との相性が良く、県内外の日本酒好きから定評があります。

 今年は例年と比べて良いコメがとれたため、フレッシュでまろやかな飲みやすい日本酒ができると期待されています。

杜氏 玉山和良さん 「ここ数年はお米が硬いことによって味わいが少し薄味というか、そういう感じ。今年は豊潤で柔らかい、口当たりの良いお酒ができるかなと思っています。うちの酒を楽しみに待ってくれる人たちに、おいしく飲んでもらいたいと思っています」

 仕込まれた日本酒はおよそ1カ月後に完成し、新年を祝う酒として全国に出荷されます。

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