原子力規制庁の職員が、去年11月に中国で、業務用のスマートフォンを紛失した問題。スマートフォンの紛失は去年だけで10件あったことが新たに分かりました。
■原子力規制庁 業務スマホ紛失1年に10件
朝日新聞 1月8日 朝刊(見出し25面) 「規制庁 スマホ紛失」 「非公表情報も登録」
1月に報じられたのは、原子力規制庁の職員が、去年11月にプライベートで訪れていた中国で、業務用のスマートフォンを紛失した問題です。
端末には、機密性が高い、核セキュリティーを担当する部署の非公表の職員名や連絡先が登録されていたといいます。
この問題を受けて、8日、弁護士ドットコムニュースは、2025年だけで少なくとも6件の紛失があったことが情報開示請求で判明したと報じました。
紛失場所は、出張先のホテル周辺や飲食店からの帰宅途中など、多岐にわたり、紛失後、数日間気づかなかったケースもあったといいます。
番組が原子力規制庁に直接問い合わせると…。
原子力規制庁 担当者 「2025年の紛失事案は10件で、そのうち2件はいまだに見つかっていません」
スマホの紛失は6件にとどまらず、1年で10件発生。
原子力規制庁では、災害が発生した時の緊急連絡用で、500台から600台のスマホを職員に貸与しています。
原子力規制庁 担当者 「防災携帯が緊急事案のために必要なツールであるということを職員に認識してもらい、管理を徹底していきます」
原子力規制庁は、現時点で情報の漏洩(ろうえい)や悪用などは確認されていないとしています。
(2026年5月9日放送分より)