アメリカとイランの緊張が再び高まるなか、イランが新たにホルムズ海峡で石油タンカーを拿捕(だほ)したことが明らかになりました。
■イランが石油タンカー拿捕
「イランとの停戦は続いている」と繰り返すトランプ大統領。しかし…。
これは、イランの国営メディアがSNSで8日に公開した映像。イラン軍がオマーン湾でバルバドス船籍の石油タンカーを拿捕したと報じました。このタンカーはイラン産の原油を積んでいて、「地域の状況を悪用して石油輸出や国益を妨害しようとした」ということです。
アメリカとイランの緊張が再び高まる、ホルムズ海峡。
アメリカの中央軍は8日、海上封鎖を突破したイラン船籍のタンカー2隻を攻撃したと発表しました。
一方イランは、ホルムズ海峡の東側などで、アメリカ軍艦艇を攻撃して応戦したということです。
イラン外務省報道官 「昨夜行われた行動は、国際法および国連憲章に対する露骨な違反であると同時に、停戦協定の違反でもあり、しかもこれが初めてのことではありません。名目上は停戦状態にあるとはいえ、我が国軍は万全の態勢を整え、状況を注視し続けています」
アメリカはこの衝突について自衛のための「反撃だった」と強調しました。
ルビオ国務長官 「もちろん、我々は反撃しました。イランは我々を狙って撃ってきたのです。それが当然の対応です」
戦闘終結に向けた提案に対するイランからの回答については「8日中に回答が得られるはずだ」と語りました。
イラン側は回答については、まだ検討中だと現地メディアが伝えています。
(2026年5月9日放送分より)