ハンタウイルスの集団感染が疑われているクルーズ船から、乗客の下船が始まりました。フランス政府は下船後の乗客1人に症状が出たと発表しています。
10日、スペイン・カナリア諸島のテネリフェ島の港に到着したクルーズ船から、日本人1人を含む乗客らが小型船に乗り換えて次々に下船しました。
その後、バスで空港に送られた乗客らは各国のチャーター機に乗り、順番に離陸していきました。
乗客の下船は11日も続きます。
このクルーズ船では8人がハンタウイルスに感染、または感染の疑いがあり、3人が死亡しています。
こうしたなか、フランスのリスト保健相は10日、クルーズ船の乗客だった5人のうち1人が、フランスに帰国する航空機内で症状を訴えたと発表しました。
フランス政府は乗客5人全員について隔離措置を始めていて、病院で検査をするなどして経過を観察する方針です。
また、イギリス政府は到着した乗客を72時間にわたり検査した後、症状がなければ自宅などで42日間隔離するよう求めるとしています。