警察庁は今年上半期の特殊詐欺の被害額が過去最悪となる約1816億円だったと発表しました。SNS型投資詐欺による被害が深刻になっています。
警察庁のまとめによりますと、今年1月から6月までの特殊詐欺の認知件数は全国で2万2031件で、前の年の同じ時期と比べて3400件以上増えました。
また、被害額は前の年の同じ時期から618億円ほど増え、約1816億円となりました。
いずれも上半期としては過去最悪で、一日あたりの被害額に換算すると10億円に上るということです。
なかでも、SNSの広告で著名人の画像を無断で使用して架空の投資に誘い込むなどするSNS型投資詐欺の被害が深刻です。
被害額は798億円ほどと全体の約44%を占め、前の年の同じ時期と比べ445億円ほど増えています。
1回あたりの被害額は平均で約1362万円でした。
また、被害者に金地金を購入させるなどしてだまし取るケースが急増しているということで、警察庁は注意を呼び掛けています。
特殊詐欺被害の増加に伴い、上半期の刑法犯の認知件数が38万3364件と前の年の同じ時期と比べて1万8000件ほど増え、4年連続の増加となりました。