岡山・香川の頑張る高校生を応援する「青春のキセキ」です。今回は、岡山市で陸上の「八種競技」に取り組み、7月30日からインターハイに出場している高校生を紹介します。
走る・跳ぶ・投げる。一人で陸上の8種目を行い総合力を競う、「八種競技」。高校最後の夏、インターハイへ挑んでいます。
(操山高校[3年]/宮地佑一 選手)
「陸上してるなっていう実感を感じられるのは混成かな。幅跳びは自分の得意種目というか、動きの基礎が問われる種目。そこが結構向いてたかなって思います」
陸上・八種競技、岡山操山高校3年、宮地祐一選手。
6月の中国大会では連覇を果たし30日、31日と滋賀県で行われているインターハイに出場しています。
(操山高校/宮地佑一 選手)
「緊張はもちろんあるんですけど、やってきたことが現れるのがインターハイだと思うし、今までやってきたことをそんなに変えなくても実力を出せる段階にはいると思う」
宮地選手が取り組んでいる「八種競技」とは、2日間かけ8種目を行い、その総合点を競う混成競技。
100m走、400m走、1500m走、110mハードルの「走る種目」。走り幅跳び、走り高跳びの「跳ぶ」種目。砲丸投げ、やり投げの「投げる」種目、全てををこなす過酷な競技です。
男子は、中学では4種、高校で8種、大学生以上は10種と種目が増えていく混成競技。
宮地選手は中学時代から四種競技に取り組んできました。幅跳びだけでも全国大会に出場できるほどの実力の持ち主ですが、なぜ過酷な混成競技の道を選んだのでしょう。
(操山高校/宮地佑一 選手)
「中学校1年で先生におすすめされて高跳びに出場して、小学校の時に体育の授業でハードルしたのが印象に残っていて、ハードルと高跳び、あと走る種目も出たいと思って」
「四種競技だったら4つで1つの種目扱いなので、他の種目と比べて同じ値段で4種目出られるなら、みたいなところも、ちょっとはありました。最初はそのぐらいの軽い気持ちで始めました」
学校でも八種競技に取り組んでいるのは宮地選手含め3人だけです。
(操山高校/宮地佑一 選手)
「(Q.なかなか準備が大変ですね)準備大変です。まあ、こうやって毎日手伝ってくれてるんで」
(後輩)
「(Q.八種やるって……?)トップオブトップ」
(同級生は―)
「やっぱちょっと……おかしい(笑)。一種目にかける時間が減る中で、試合でパフォーマンスをベストにできるのはすごい」
(競技場で一緒に練習する先輩)
「彼はやってくれますよ。期待してください」
走って、投げて、跳んで。あらゆる能力が必要となる混成競技。宮地選手が一番大切にしているのは「走る」ことです。
(操山高校/宮地佑一 選手)
「一番はやっぱり走ることだと思ってるんで、走るところを基軸に置いて組みたてている。走れたら跳べるし、走れたら投げられるしというところは、僕の基礎になってるかな」
全てのベースは「走る」こと。その動きを、他の種目にも生かしています。
(操山高校/宮地佑一 選手)
「ここだけ地面に接しているのが100mとかハードルとかの動きになって、これだけだと押し切れないので、もう少し角度を付けて、これくらい押してあげるのが幅跳びの接地になります」
(操山高校 陸上競技部/土井章 顧問)
「やっぱり器用であったりとか、自分で考える力がないとできないのかなと。陸上競技を深く考える力は、教えてきた中でもある選手」
(操山高校/宮地佑一 選手)
「競技をしているときって自分と向き合う時間が多くて、そういう時間が長いのでそういうところが(八種競技は)いいかな」
高校最後の夏となるインターハイ。挑む思いは……。
(操山高校/宮地佑一 選手)
「今までやってきたことをそんなに変えなくても実力を出せる段階にはいると思う。楽しんで、 悔いの残らない試合にしたい。いい点数出して岡山に帰れたらな」
(2026年7月30日放送「News Park KSB」より)