千葉県の豪雨から2日が経ち、被害の全容が見えてきました。また、車が水没した千葉市のアンダーパスでは、排水ポンプが正常に作動しなかったことが明らかになりました。
■排水ポンプ“動かず”
アンダーパスでは、浸水した車の中に50代の男性が閉じ込められ、死亡が確認されています。
当時、この一帯では停電が発生していました。
停電時にも電力を供給する非常用発電機が作動せず、排水ポンプが機能しなかったということです。
さらに、通行止めを知らせる電光掲示板も消えていたということです。
非常用発電機が作動しなかった原因については調査中としています。
■千葉豪雨 各地で復旧作業も
15日の千葉県内は大気が不安定だった14日までとは一転し、気温が上昇。蒸し暑さのなか復旧作業が続けられていました。
道路脇の斜面が大きくえぐられ、大量の土砂が流れ込んだ千葉東金道路では、現在も通行止めが続いています。
店先で片付けに追われている居酒屋がありました。帰省中の孫も手伝っています。地元の客に支えられ、20年間、年中無休でやってきたといいます。
軽食 居酒屋「再会」 樋口礼子さん 「きれいに掃除するには1週間はかかる、これだけ人数いてもね。でもありがたいですよ、お客さんも手伝いに来てくれているから」
大雨により、およそ4000人の帰宅困難者が発生したJR蘇我駅周辺では、複数の車が残されたままになっています。
片付け作業が進み、様々な場所でごみが山積みとなっていました。
蘇我駅前の店でもひざ下まで浸水したといいますが、パンを焼くオーブンはかろうじて無事でした。
マロンド蘇我店 大塚博康店長 「(被害額は)ざっくりだが100万円以上いっているのは間違いない。材料とか包装紙代、飲料とかも含めて」
日常生活をいち早く取り戻すため、17日からの営業再開を目指しています。