アメリカとの貿易戦争が激化するなか、カナダ政府は、アメリカからの輸入品700品目以上に最大50%の報復関税を課すと発表しました。
カナダ・シャンパーニュ財務相 「カナダはきょう、アメリカからの関税に対して、同じ金額、同じ税率で報復関税を課すことを発表します」
カナダ政府によりますと、報復関税の対象は、アメリカがカナダ製品に課した追加関税と同じ200億ドル=日本円でおよそ3兆2000億円規模となります。
鉄鋼やアルミニウム、木材などには50%、チーズや一部の水産物には25%、産業用工具などには15%の関税を課します。
来月8日から適用する予定です。
トランプ大統領は24日、来年1月からカナダ産の自動車などへの関税を50%に引き上げると表明していて、両国の対立はさらに激しさを増しています。
一方、ブルームバーグはアメリカとカナダの貿易協議について、アメリカのラトニック商務長官が土壇場で圧力を掛け協議が決裂したと報じました。
関係者によりますと、ラトニック長官は、枠組み合意の内容がカナダに有利すぎると判断し、アメリカの金属産業を擁護するために譲歩を撤回するよう強く求めたということです。