ハンセン病問題の解消に向けた啓発活動などについて考える協議会が24日、岡山市で開かれました。
協議会には、瀬戸内市にあるハンセン病療養所「長島愛生園」と「邑久光明園」の園長や入所者らが出席しました。
岡山県の担当者は、2025年度の取り組みとして、入所者が県内9つの学校で講演し1500人余りが参加したこと、また2026年度は、ハンセン病療養所で学んだ団体が「伝える」取り組みを行う場合、交通費を補助することなどを報告しました。
語り部の高齢化が進むなか、委員からは「子どもたちが継続的にハンセン病問題を学べるようにしてほしい」などの要望が出ました。
(長島愛生園入所者自治会/中尾伸治 会長)
「(指導する先生が)どこかへ異動された時にその学校の活動が止まってしまうことが今まで何度かあった。続けられたら続けていただきたいと思います」
(邑久光明園入所者自治会/屋猛司 会長)
「長島が人権侵害の島であったということを、岡山県の学校の生徒たちには一回は長島に来てもらって見てもらいたい」
この他、偏見・差別は今も残っている。一刻も早く解消すべきなどの意見がありました。
(邑久光明園/青木美憲 園長)
「この教訓を他に生かしていくことはとても大事なことです。しかしながら、それだけではありません。今も残されている偏見・差別を一日も早くなくさなければいけないというところを目標にしていただきたい」