ネパールとチベット自治区の国境付近で土石流や洪水が発生しました。ネパールで少なくとも17人が死亡、380人以上が行方不明に、中国側でも265人の安否が分からなくなっています。
26日、ヒマラヤ山脈に位置するネパール中部のラスワ郡で大規模な洪水が起きました。
ネパールメディアなどによりますと、この洪水で水力発電所をはじめとしたインフラの多くが壊れていて、これまでに17人が死亡したということです。
また、外国人291人を含む384人が行方不明になっていて、そのうち100人以上がインド人でほかにもマレーシア人やアメリカ人、オーストラリア人もいるということです。
ネパールにある日本大使館によりますと、これまでに日本人が巻き込まれたという情報は確認されていません。
ネパールメディアは、中国のチベット自治区からネパールのラスワ郡へと流れるボテコシ川で鉄砲水が起きたことが原因だと報じています。
一方で、ネパールのカナル外相は国境地域で地震が発生し、その影響で地滑りが起きたことが原因だと説明しているということです。
一方、中国の新華社通信によりますと26日午前、チベット自治区・シガツェ市のネパールとの国境付近でネパール側で発生した土石流が流れ込み死傷者が出ているほか、265人の行方が分からなくなっているということです。
また、国境の検問所へと向かう道路が寸断され、通信や電気も止まっているとも伝えています。
習近平国家主席は、被害状況の把握と行方不明者の捜索と救助、住民らを避難させるよう「重要指示」を出しました。