11月3日は「文化の日」です。岡山県倉敷市の文化の発展に貢献した人をたたえる「倉敷市文化章」が、今年プロ野球殿堂入りを果たした星野仙一さんに贈られました。倉敷市出身の星野仙一さん（70）は現役時代、闘志あふれるピッチングで中日ドラゴンズのエースとして活躍。引退後は中日や阪神、楽天の監督としてチームをリーグ優勝や日本一に導きました。監督時代には各球団の秋季キャンプやオープン戦を倉敷市に誘致。今年1月にはプロ野球殿堂入りを果たしました。
倉敷市は、星野さんのこれまでの功績が市民に勇気と感動を与えたなどとして、文化章を贈ることを決めました。星野さんは「子どもたちが球ができる環境をさらに整えたい」と今後の目標を語りました。
（星野仙一さん） 「プロ野球をはじめ子どもの野球も1つになって今後取り組んでいかなければ、野球っていうのは廃れていくじゃなかろうかなと僕は心配してます。私がやれることはどんどんやっていこう、どんどん提言していこうと、こういうふうに考えています。」
