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高松市出身の“怪童”中西太さんをしのんで 11月にお別れの会と追悼試合

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 プロ野球の西鉄ライオンズ(現・西武)で本塁打王や打点王など多くの功績を残し、2023年5月に90歳で亡くなった高松第一高校出身の中西太さんをしのぶ「お別れの会」と追悼試合が11月3日に行われます。

 高松一高野球部OB会と同窓会などが実行委員会を立ち上げて企画しました。

 午前8時5分からレクザムスタジアム(高松市生島町)で追悼セレモニーが行われ、9時ごろから高松一、高松、高松商のOBによる追悼試合が始まる予定です。客席の入口には献花台が設けられます。

 午後5時からJRホテルクレメント高松(高松市浜ノ町)で、関係者が参加して「お別れの会」が開かれます。

 ヤクルト選手時代に中西さんから指導を受け、2023年のWBCで日本代表の監督を務めた栗山英樹さんも出席する予定です。

 会場では、中西さんの人柄や功績を振り返る冊子を配布するほか、過去の映像や思い出の品が展示されます。

 中西さんは高松第一高校出身で1952年に西鉄に入団。その強打者ぶりから”怪童”と呼ばれていました。プロ1年目に新人王を獲得すると、5回の本塁打王、3回の打点王、ベストナインにも7回選ばれるなど、西鉄の黄金時代を支えました。その後も監督やコーチとして球界に貢献し、1999年には野球殿堂入りを果たしました。

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