11月も半ばとなり、ぐっと寒くなってきました。そんな中、今年も新米で作ったお酒、新酒ができあがりました。香川県多度津町の酒造会社「西野金陵」の工場で毎年恒例の「初しぼりの儀」が行われました。今年の新酒の出来はどうなのでしょうか。
今年収穫された新米で最初に造ったお酒、「初しぼり」。15日、無事に新酒ができたことを祝う神事が行われました。今年は、秋の長雨の影響が心配されましたが、9月末に予定通り新米の刈り取りが行われました。
今年は甘さと苦味が調和したおいしいお酒に仕上がりました。上品な酸味と軽い甘さが特徴です。 「初しぼり」はどんな料理と相性がいいのでしょうか?
(西野金陵・酒井史朗 製造課長) 「今思い浮かぶのはブリ大根とかですね。イカと大根を炊いたもの、豚バラと大根を炊いたもの…大根ばっかりですけど、たぶん今の時期の大根と相性がいいのかなあという気がします。」
「オオセト」という品種のお米で造っていて、ダイコンやゴボウなど根菜の料理によく合うそうです。 「金陵初しぼり」は、1本1188円です。18日から香川県をはじめ、岡山県、愛媛県、徳島県などで販売されます。