ひと足早い、冬の訪れです。香川県多度津町の酒造会社の工場で新酒の「初しぼり」が行われました。
西野金陵多度津工場で初しぼりを祝う神事が行われ、しぼりたての新酒を神前に供えました。
三豊市でこの秋に収穫した新米、「オオセト」を使って10月19日から仕込んだ新酒です。
西野金陵によりますと2025年は夏の猛暑の影響で新米の見た目はよくないものの、旨味や香りが出るいい状態に仕上がったということです。
バナナやリンゴなどフルーツのような甘い香りが特徴だそうです。その味わいは……。
(西野金陵 多度津工場・琴平工場/酒井史朗 製造課長)
「やや辛口。米の旨味と酸味が調和したよいものになったと思います。みんなで集まって楽しく過ごす時間っていうのはやはりお酒があるとちょっと長く楽しむことになると思います。(その)手助けになれば」
「金陵 初しぼり」は11月22日から中四国や関西を中心に約3万本販売されます。