香川2区では国民民主党の玉木雄一郎さん、3区では自民党の大野敬太郎さんが安定した強さを見せました。
国民民主党の代表として全国的な知名度を誇る玉木さんにとって、今回の衆院選は地元・香川で「党勢拡大」を図った選挙でもありました。
2025年7月の参議院選挙。国民民主党・新人の原田秀一さんが自民党現職を破り、野党系候補としては18年ぶりに香川選挙区で当選を果たしました。
香川県全体の比例票では国民民主党が11万8000票あまりを獲得し、自民党を上回ってトップに。
原田さんの当選後、事務所にオンラインでメッセージを送った玉木さんは……
(国民民主党/玉木雄一郎 代表)
「(衆院選)香川3区についても擁立するなど県内での党勢拡大に向けてさらに努力をしていきたい」
保守の地盤が強く、国民民主党がこれまで候補者を立てられなかった香川3区。国民民主党は2025年11月、観音寺市で候補者募集説明会を開くなど擁立作業に動いてきました。
(国民民主党/玉木雄一郎 代表)
「選挙も早いかもしれません。いま高市内閣、支持が非常に高いですから。先手先手で、早め早めに用意していくことが必要だと思いますので」
しかし、その衆院選は玉木さんの想定よりも早く訪れました。
(国民民主党/玉木雄一郎 代表)
「われわれはもっと強く大きくなっていかなければなりません……と言っていたら、どうやら選挙になりそうです」
年明けに突如吹いた「解散風」。国民民主党香川県連は公募に応じた人や地方議員らの中から候補者を探しました。
玉木さんの大学の後輩で、元会社員の川崎智光さん(44)の擁立を発表したのは、公示のわずか4日前でした。
玉木さんは党の代表として全国の候補者の応援に回り、地元、香川に入ったのはわずか2回。川崎さんへの支援も呼び掛けました。
(国民民主党/玉木雄一郎 代表)
「この香川3区に立ってくれた川崎智光。なんとしても当選させたい。そんな思いでお願いにまいりました。皆さん、川崎智光をよろしくお願いします!」
(国民民主党/玉木雄一郎 代表)
「香川3区に新しい選択肢をしっかり示して、有権者に選んでいただく。その決意をしっかりと伝えることができているなと思います」
香川3区の相手は初当選から5回連続で小選挙区で当選している自民党の大野敬太郎さん。大野さんは認知度の高さに高市人気も加わり、優位に選挙戦を進めました。
報道各社の情勢調査で自民党の勢いが伝えられる中、玉木さんは国民民主党の存在意義をアピールしました。
(国民民主党/玉木雄一郎 代表)
「高市さん、人気ですね。悔しいくらい人気ですね。たぶん与党で300議席以上とると、車でいうとすごいスピードで走るようになると思います。ナビのような役割を私たちは果たしてきたんです。正しい方向に、この国を、日本を導いていく。そんな役割を私たちはこれからも果たしていきたい」